情報源の多様化と活用目的の拡大に応える
新しい発想の「情報統合ソフトウェア」

「なぜ売上が伸びないのか」といった問題の解決には、仮説を立て、複数の業務システムにまたがる情報を収集・統合し分析をおこなう必要があります。しかし、このようなデータを統合するためには、事前に詳細なシステム設計をおこなったうえで、複雑なシステムの構築が必要です。
あらゆる企業活動で情報活用の目的が広がるいま、必要になってから、従来のように情報システムを設計して集めるといった方式では、企業が求めるスピードに対応できなくなってきました。
富士通のご提案する“新発想”の情報統合ソフトウェアは、このような情報統合の課題を解決します。
[連載索引] ミドルウェア | 新しい発想の「情報統合ソフトウェア」 | 情報統合プラットフォームを支える3つの製品 | 情報統合プラットフォーム製品の利用シーン |
スピード経営やコスト抑制のニーズに応えるために
企業環境が厳しさを増すなか、継続的成長を実現していくうえで欠かせないのがスピード経営の実現です。そのために情報の活用は重要なポイントとなります。経営者はもとよりあらゆるビジネスシーンで判断や意思決定のスピードが求められ、必要となるデータも多様化してきました。このため、これまで以上に、多くのシステムから情報を集め、横断的に活用できる情報統合へのニーズが急速に高まっています。
重要な経営課題の1つ、見える化のためにも、現場を横断する情報の統合が必要となります。例えば、「いま何が売れているのか」は販売システムの情報を分析すればわかりますが、「なぜ製品の売上が伸びないのか、どうすれば利益を拡大できるのか」といった仮設を立てて分析していく作業は、顧客管理システム、販売管理システム、営業支援システム、コールセンターシステムなど関連するシステムの情報を収集、統合することが必要になります。
情報活用のニーズも、数値集計作業の効率化から、市場の変化や顧客のニーズを素早く捉え、迅速に事業に反映させていく戦略的活用へとシフトしつつあります。
また、品質改善、各種法令対応、セキュリティなど情報活用の目的も拡大しており、コスト削減が重視されるなか、低コストでデータを蓄積でき、必要なときに自在に取り出せる新たな情報統合の必要性も高まっています。例えば、監査やトラブルへの対応、テストデータなど、いますぐに利用はしないが、蓄積しておき、必要に応じて抽出したいといったケースも増えています。
情報活用のニーズの高度化や、活用目的の拡大に応えるためには、日々変化する現場の情報に、迅速かつ柔軟に応える情報統合が不可欠です。従来のように、活用目的を決め、綿密に設計してデータベースに集めるといった方式では、運用までに多くの時間とコストを要するため変化のスピードに対応しきれません。スピード経営やコスト抑制の観点からも、いま、従来とは異なる新たな発想の情報統合が求められています。
「まず集める、まずためる、使う時に自在に統合して活用する」
これからの情報統合には、以下の3つのポイントが重要です。
- いつでも使えるように有用な情報を集めておく
- 必要なときに必要な情報を使える仕組みを備える
- 必要な情報を多様な目的に応じて役立つ情報に加工できる
富士通は、上記3つのポイントをキーワードとする情報統合コンセプト、「まず集める、まずためる、使う時に自在に統合して活用する」をご提案します。
1. いつでも使えるように有用な情報を集めておく
多くのシステムから横断的に情報を収集し統合するためには、異なるデータ形式や、情報源となる業務システムとデータを活用するシステムの運用ルールの違いを吸収することが不可欠です。
2. 必要なときに必要な情報を使える仕組みを備える
この点は、RDB(注)に代表される従来の方式では対応の難しかったものです。従来の方式では、活用目的が決まってからシステムを設計し、データを収集するため、収集と活用が密接に関わりあっており、新たな要件が生じるたびにシステム設計の変更が必要でした。
一方、富士通がご提案する新しい情報統合では、収集と活用が独立することで、新たな要件に対しても設計変更といった作業を最小限に抑えることができます。
従来の基幹系業務データだけでなく、マーケティングデータやウェブアクセスログなど多種・大量なデータをそのまま蓄積できる点も大きな特長です。
3. 必要な情報を多様な目的に応じて役立つ情報に加工する
情報統合は情報活用の基盤となります。情報活用の目的が拡大するなか、さまざまな情報活用ツールで柔軟にデータを取り出せることが、これからの情報統合には不可欠です。
情報統合プラットフォームは3つの要素で構成
新しい情報統合のコンセプトに基づく情報統合プラットフォームは、データ収集、データ蓄積、データ活用の3つの要素により構成されています。

情報統合プラットフォームの中核を担う製品は、多様なデータソースからデータを収集し、さまざまな活用形式へ自在に変換するデータ収集・統合ソフトウェア「Interstage Information Integrator(インターステージ インフォメーション インテグレーター)」(2009年4月販売)と、事前設計なしに大量データを低コストで蓄積し、安定した性能で抽出できるデータ蓄積ソフトウェア「Interstage Information Storage(インターステージ インフォメーション ストレージ)」(2009年4月販売)です。
情報統合プラットフォームをベースに、データ活用のためのさまざまなビジネスインテリジェンスツールの活用が可能です。富士通では、幅広い分野の情報活用ソリューションの展開も進めており、情報活用ソリューションを自在に組み合わせ、競争力の向上や経営課題の解決にお役立ていただけます。
前述の見える化やデータ蓄積をはじめ、情報統合プラットフォームの利用シーンは拡大しています。今回、「Interstage Information Integrator」と「Interstage Information Storage」に加え、情報統合を支えるデータ品質において、データ活用で重要となるデータ品質の維持、向上を担うデータクレンジングソフトウェア「Interstage Information Quality(インターステージ インフォメーション クオリティ)」(2009年9月販売)の3製品についてご紹介します。
注記
- (注)RDBとは :
- RDB(relational database)は、データ管理方式の1つ。データは表で表現されたテーブルと呼ばれる単位に格納され、通常はSQLというプログラミング言語を用いて操作をおこなう。
ミドルウェアに関する記事
製品情報
- データ収集・統合ソフトウェア「Interstage Information Integrator」
- データ蓄積ソフトウェア「Interstage Information Storage」
- データクレンジングソフトウェア「Interstage Information Quality」
関連リンク
- 多様なデータを戦力に変える情報統合 (富士通フォーラム2009 セミナーレポート)
[2009年11月2日 公開]
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新しい発想の「情報統合ソフトウェア」
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