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MOT

MOT (Management of Technology:技術経営)は、技術力に立脚する企業・事業体が、持続的発展を目指して、技術投資の費用対効果の最大化を図ることにより、経済的価値を創出していくことを目的としたマネジメント体系です。

MOTについては、今日、様々な捉え方がありますが、その原点は、1960年に米国航空宇宙局(NASA)が巨大プロジェクトであるアポロ計画の技術マネジメント研究に着手したのが始まりと言われています。

MOTの実践において、その最大のポイントは、「技術投資の費用対効果を最大化する」ため「技術をいかにして市場化するか」にあると言えます。その実現のためには性能や波及効果、標準化、信頼性など、単に技術に関する関門を突破するのみではなく、経済性、金融・投資、政治・規制、文化障壁、経営課題など、技術を市場化する際に生じる様々な関門(「市場の関門」)を突破することにあります。

一方、技術と市場の両方の関門を突破すべき技術者の多くは、ビジネススクールで経営を学ぶなど、「市場の関門」を突破するための訓練を受ける機会が少ないことが指摘されています。また、環境変化の激しい市場を、より的確に、スピード感を持って、定量・定性の両面から把握することの重要性も問われています。それは、技術と市場の両関門を突破しなければ、今日の厳しいグローバル競争に勝ち残っていくことが困難な時代となっているからです。

富士通総研では、お客様の企業に対し、現在保有する技術の市場性を評価するだけでなく、市場化に向けての様々なステージでのMOT実践の支援を行っています。市場におけるお客様の技術の5年後10年後の姿を描くロードマップ策定、技術や知財等の経営資源をお客様の競争優位性確保に役立たせるための研究開発戦略や知財戦略の策定、知財の効率的な管理を実現する知的財産部門の業務改革の推進など、上流から下流までの全てのステージで、MOTによるお客様の企業価値の向上を目指しています。

2007年8月 公開
〔株式会社富士通総研 S&Cコンサルティング事業部〕

この記事は、お客様の変革と成長の実現をご支援する 株式会社 富士通総研が提供しています。

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