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CGM / UCC
~参加者によって創られ流通する情報ならびに情報媒体~

CGM(Consumer Generated Media)とは、インターネット上で、消費者の情報発信によって創られるメディアの総称で、消費者生成(または、消費者発信型消費者製作)メディアとも言われています。

CGMが、一般的に、消費者を主体とした、財・サービスの購買に関係する情報ならびに情報媒体と考えられているのに対し、OECD(2007)(注1)では、UCC(User Created Contents)という広い概念を用い、インターネットユーザー全体を主体として、ユーザーの参加・情報発信によって開発、評価、協働、流通するコンテンツならびにUCCを流通させるプラットフォームを定義しています。

UCCには、テキスト、写真・画像、音楽・音声、ビデオ・フィルム、シチズンジャーナリズム(注2)、教育コンテンツ(シラバスなど)、モバイルコンテンツ、3D仮想コンテンツなどがあり、また、UCCを流通させるプラットフォームとしては、ブログ(LiveJournal)、SNS(mixi、MySpace)、Wiki等コラボレーションツールやファイル共有サイト(Wikipedia、Zoho、Writely)、評価サイト(FanFiction.Net、@Cosme)、ポッドキャスティング(iTunes)、3D仮想世界(Second Life)などがあります(括弧内は一例)。

個人の自由な情報発信により、人の感性、稀少性のある話題や、体験者ならではのストーリー、言葉では表現しづらい映像などを、インターネットで入手しやすくなりました。消費者は、自ら情報発信をするだけでなく、他の消費者が発信した情報を判断材料として意思決定や消費行動を行うことが可能であり、企業にとっては、それらをマーケティングやイノベーションプロセスに取り込むことが重要です。

富士通総研では、定量分析を行い、CGMを利用した企業活動や、ツール、コンテンツ、サービス等が、人々の行動にどのような影響を与えるのかについて調査・研究を行っております。

注1)OECD 2007 “Participative Web” http://www.oecd.org/dataoecd/57/14/38393115.pdf
注2)シチズンジャーナリズム:プロのジャーナリストではない一般の人々が、事件や災害などに関する情報や映像をメディアに投稿したり、インターネットで公開したりすること。

OECD: Organization for Economic Cooperation and Development(経済協力開発機構)
SNS: Social Networking Services / Sites

2007年9月 公開
〔株式会社富士通総研 経済研究所 上級研究員 吉田倫子〕

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