IT人材育成コンサルティングのご紹介
人材の確保・育成が急務となっているなか、IT業界も例外ではありません。IT業界の人材の育成のノウハウについて、富士通のコンサルタントが解説します。
IT人材の育成はITSS/UISSの活用が鍵
人材育成施策の検討は、必要な人材像を明確にし、それと現状とのギャップを埋めるための施策を考えていく、というのが基本線だと思います。なかでもIT人材の場合は、ITSS(注1)やUISS(注2)を活用することができます。
ところが、ユーザー企業の情報システム部門や情報システム子会社では、ITSSなどをそのまま導入しようとしてうまくいかないケースが多い、というのが実態です。
その理由としては、ITSS/UISSは「現状在籍する人材の市場での価値を知る」には有用だが「自社の戦略実現のための人材としてどうなのか?」ということまでは教えてくれない、ということが挙げられます。
従って、ITSS/UISSは、そのまま「適用」するのではなく、自社の方針・戦略に合わせて「活用」することがポイントである、と言えます。
コンサルティング事業本部では、IT人材育成に関するご支援を多くのお客様で実施した実績があります。
主なご支援内容は、以下のとおりです。
必要人材像の明確化
- 人材フレームワーク(職種/レベルの構成)の策定
- 人材像(職務定義)の策定
- キャリアパスモデルの策定
現状把握/必要人材像とのGAP分析
- SkillCompass(注3)によるスキル診断と結果分析
人材育成施策の策定・具体化
- 基本研修体系の構築
- 社内/部門内の人材ローテーション計画の策定
- プロフェッショナル制度の企画 ・・・など
情報システム子会社のA社様においては、上記の一連のコンサルティングのなかで、プロフェッショナル制度を企画しました。これは、各職種のレベル定義に基づきプロフェッショナルとしての評価・認定をおこなうもので、制度運営は現在2年目に入っています。
また、制度導入後も、毎年実施される認定審査の一部の書類審査など、運営面での継続的なご支援のほか、制度の微修正や一部見直しのご提案もさせていただいております。
情報システム部門、情報システム子会社にとって、IT人材育成は永遠のテーマとも言えます。富士通コンサルティング事業本部では、IT人材育成のPDCAサイクル全般にわたってご支援させていただきます。
(注1)ITSS : Skill Standards for IT Professionals(ITスキル標準)
(注2)UISS : Users' Information Systems Skill Standards(情報システムユーザースキル標準)
(注3)SkillCompass(ITSSに準拠したスキル診断システム。富士通ラーニングメディア社のASPサービス)
[2006年12月 公開]
[富士通株式会社 コンサルティング事業本部 シニアコンサルタント 荻野浩之]
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