「金融機関向け戦略商談におけるコンサル実施・活用」事例
大手銀行のA行様における「住宅ローン業務システムの現状調査分析&次期システムコンセプト立案」コンサルティング事例についてご紹介いたします。
リテール強化へ向け、現行システムの不安解消へ
金融業界において、メガバンクから地銀にいたるまで多くの銀行が、リテール強化の方針を打ち出しており、特に住宅ローンは収益強化、個人顧客囲い込みなどからも戦略の中核を担う業務として、競争は熾烈を極めております。
A行様においても、当分野の強化は中長期経営計画における最重要テーマのひとつとして明記されていましたが、現行システムではトラブルが頻発しているなど、現状の主担当ベンダーでは今後の環境変化および戦略強化への対応力に不安を持たれていました。
コンサルティングの活用により、先進の次期コンセプト立案が可能に
支援にあたっては、初期・企画の段階から専門のコンサルタント部隊が参画し中核となり、システム構築時に担当する関連会社SEとも共同体勢を組みました。コンサルティングの活用により現状を十分に把握・整理した上で、かつ富士通の有する当該分野の先進ソリューション適用を想定した、他行より一歩進んだ内容の次期コンセプト立案が可能となりました。
コンサルティングにおいては、現場へのインタビュー・モニタリングを実施し、独自の「業務分析シート」「システム点検評価シート」などを使用し、多岐にわたる問題点・課題を整理し、顕在化させました。インタビュー結果を踏まえ、ローン事業部企画担当と議論をおこない、チャネル戦略強化、イメージ技術活用などにおいて富士通の先進ソリューションの適用による顧客(住宅ローン利用者)の利便性向上、内部事務BPRの実現、新規ビジネスへの展開などを含めた次期住宅ローンシステムのコンセプト・方向性の策定をおこないました。
このアウトプットに対しては、この業務に関しては銀行側でも関わる部署・会社が複数にわたることもあり、十分に検討が進んでいなかったなかで、高い評価をいただいております。
金融分野に限らず、あらたな企画・業務改革の検討などにおきましてお困りの事がありましたら、ぜひご相談ください。金融機関からの転職者、豊富な経験をもつSE出身者など、金融分野に高い専門知識を有するコンサルタントが対応いたします。
SE: System Engineer (システムエンジニアの略。コンピュータシステムの設計やシステム開発のプロジェクト管理などをする技術者)
BPR: Business Process Reengineering (ビジネス プロセス リエンジニアリングの略。企業・組織の業務改革)
2005年11月 公開
〔富士通株式会社 コンサルティング事業本部 シニアコンサルタント 桝本憲司〕
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