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第4回 物流とロジスティクスはここが違う

流通コンサルティングをテーマに解説する連載企画。今回は物流とロジスティクスについてについて、富士通グループのコンサルタントがご紹介いたします。

物流とロジスティクスの違い

物流とロジスティクスの用語定義は、米国ロジスティクス運営協会(Council of Logistics Management :略称CLM)・日本工業規格(Japanese Industrial Standards :略称JIS)・日本ロジスティクス協会(Japan Institute of Logistics Systems :略称JILS)などがおこなって公開しています。しかしながら、それらの用語定義には、物流とロジスティクスの違いについての明確な定義がなされていません。

そこで今回は、富士通コンサルティング事業本部が、米国ロジスティクス運営協会などの用語定義を加味してお客様に提示させていただいている、物流とロジスティクスの違いの考え方をご紹介します。

ロジスティクスとは、そして最適な物流活動へ

物流とは、輸配送・保管・包装・荷役の業務を『部門内最適』で対応した物流活動であると定義することができます。これに対し、ロジスティクスは、企業の原材料調達から製品の販売までを含めて、部門内最適ではなく『企業内最適』を目指して、販売・生産・調達・物流の業務を情報システムで結び効率化を目指した物流活動であると定義できます。

さらに、ロジスティクスがメーカー・卸売業・小売業などの単一企業における企業内最適を目指した物流活動であるのに対し、SCMは一企業の企業内最適にとどまらず、サプライチェーンという商品の流れに関係する諸企業を含めた『企業間最適』を目指したものであると定義することができます。つまり、ロジスティクスはSCMの一部を構成するものです。

富士通コンサルティング事業本部では、お客様の物流活動の成熟度(部門内最適、企業内最適、企業間最適)に合わせて、物流現場改善・ロジスティクス構想立案、物流情報システム企画などをおこなうコンサルティングサービスを整備し、お客様における経営課題の解決支援をおこなっています。

SCM: Supply Chain Management(サプライ チェーン マネジメントの略。原材料や部品の調達から、製造、流通、販売にいたるプロセス全体において、経営効率化を実現するマネジメント)

2006年10月公開
〔富士通株式会社 コンサルティング事業本部 マネージングコンサルタント 佐々木真〕

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