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第2章 「データベース」

5.生物種絶滅の危機

多くの森林が耕作地へ転換され、世界の原生林のおよそ半分がすでに消滅。生物多様性が失われつつある。1950~1997年で世界の魚介類の水揚げ量は5倍(1,900万トンから9,500万トン)になり、水産資源が減少。鳥類の11%、哺乳類の25%、魚介類の34%、熱帯植物の50%が絶滅の危機に面している。

個体数の推移

図13:個体数の推移/生きている地球指数
出典:UPEN "Desertification Control Bulletin"より環境省作成
参考資料:『環境プレイヤーズ・ハンドブック2005 -サステナブル世紀の環境コミュニケーション-』


WWF「生きている地球指数1970-2000(The Living Planet Index)」

「生きている地球指数」は世界の自然生態系の状態を表す指標である。森林、淡水および海洋の3つの指数の平均によって算出される。この3つの指数とも30年来にわたっておよそ37%の減少を示した。

森林生物種の個体数指数:
森林に生息する鳥類、ほ乳類、は虫類の個体数の平均。15%減少していることを示している。

淡水生物種の個体数指数:
湖や川などに生息する鳥類、ほ乳類、は虫類、両生類そして魚類の個体数の平均。54%減少していることを示している。

海洋生物種の個体数指数:
沿岸地域や海洋に生息する鳥類、ほ乳類、は虫類および魚類の個体数の平均。35%減少していることを示している。

生物多様性の損失

生物種の絶滅は生態系の多様性を損ない、生態系システムそのものが安定性を欠き、特定の生物の異常増殖を引き起こしたり、それによって連鎖的な絶滅が起きたりする危険をはらんでいる。害虫や病原菌、未知のバクテリアなどの増殖で人間の食糧である動植物の絶滅や、われわれ自身の健康被害などにもつながりかねない。

絶滅した動物たち

7世紀以来、人間による乱獲や、外来生物の侵入による生態系の乱れにより600種以上の動物が絶滅したといわれている。

ドードー:

食料や見世物として乱獲され、1681年の目撃を最後に姿を消した。

タスマニアタイガー
(フクロオオカミ):

大航海時代、ヨーロッパからの入植者による虐殺にて激減(1888~1909年の間で2,184頭が虐殺された)。1933年、野生個体が確認され動物園に移されるも、1936年に死亡し絶滅。

絶滅が危惧される動物たち

ペンギンやホッキョクグマなども絶滅が危惧されている。

動物に限らず、植物種も同様に減少している。そして人類は・・・・・・。