富士通

カラーへのこだわり

上質・洗練されたカラーを目指して

お客様がケータイを選ぶ上で、デザインと並んで、重要視するのがボディのカラーリングです。一昔前はケータイと言えば、黒やシルバーといった地味な色が中心でしたが、現在では鮮やかなものからシックなものまで、さまざまなボディカラーがケータイを彩っています。

カラーサンプル

富士通のデザインチームでは、ボディカラーのトレンドを探るため、年に2回、カラー調査を行なっています。このカラー調査ではサンプルを約100種類ほど用意して、そこから好みのボディカラーを選んでもらっているのですが、これをくり返していくことで、ある程度、トレンドやお客様のニーズをとらえていきます。

例えば、定番のボディカラーとしては、ホワイトやブラックが挙げられ、これらはカラーバリエーションに必ず組み入れられる傾向にあります。最近ではゴールド系も第三の定番色として、定着しつつあります。カラーバリエーションを考えるとき、興味深いのは、定番のボディーカラーだけを選び、商品を陳列台に並べてみると、意外に地味な印象になってしまうことです。売れ筋のカラーに、新鮮なカラーなどを組み合わせ、バランスと色のトレンドを考えながら、ボディカラーを選んでいきます。

今回のF905iではブルー、ブラック、ホワイト、マゼンタの4色がラインナップされています。ブルーとブラックについてはアルミの染色を採用し、ホワイトとマゼンタについては塗装を採用しています。これはそれぞれの色がもっとも映える色づけの方法を選んだためです。たとえば、マゼンタもアルミの染色を施すことができますが、太陽光の下では色が抜けてしまうような印象もあったため、通常の塗装を採用しています。

写真左より、Blue(ブルー)・BlacK(ブラック)・Magenta(マゼンタ)・White(ホワイト)

アルミの染色で深みのあるブルーを表現

ブルーはどちらかと言えば、男性を意識したカラーで、大人っぽさを強調した深みのあるブルーを再現しています。アルミの染色とのマッチングも良く、ボディが映えるカラーのひとつです。


ヘアライン加工でラグジュアリーを表現したブラック

ブラックは男女ともに持つことができるカラーですが、F905iのブラックはマットな仕上げとヘアライン加工により、少しラグジュアリーなイメージに仕上げ、男性がフォーマルなシーンでも持てるようにしています。


潤いのある美白色を表現したホワイト

ホワイトはアルミの染色ができないため、塗装にしていますが、潤いのあるみずみずしさを表現した美白色で仕上げ、クリア塗装に含まれるラメも化粧品をイメージしています。


上品でかつ色気のあるマゼンタ

そして、今回のF905iのカラーバリエーションのうち、もっとも印象的なのがマゼンタでしょう。
2年前なら、ちょっと受け入れてもらえなかったかもしれませんが、前述のカラー調査でも10代や女性ユーザービリティ調査を行い評価されたこともあり、採用されることになりました。ただ、この色はひとつ間違えると、けばけばしくなってしまうため、ラメをシルバー系にするなど、上品かつ色気のあるカラーになるように仕上げています。


カラーバリエーション

F905iでは最終的に4色のカラーバリエーションに決定されましたが、今までご紹介してきたように、ツートーンカラーを検討したり、アルミ部分の仕上げもいろいろなパターンを試したりするなど、20色以上のカラーバリエーションのモックアップを作成して、検討を重ねました。素材の良さ、二色成形と周囲のパーツとのバランスなどを考えながら、存在感のある美しいカラーバリエーションがそろいました 。