人材育成
富士通グループは、ビジネス環境が激しく変化するなかで、将来にわたって発展し続けていくためにも、「人材育成」を最も重要な経営課題の一つと位置づけ、「業界をリードする高度人材の育成」にグループ全体で戦略的に取り組んでいます。
人材育成機関「FUJITSUユニバーシティ」
「FUJITSUユニバーシティ」は、「富士通グループおよび業界をリードする高度人材の育成」を実現するために、富士通グループのナレッジを結集して2002年に設立した人材育成機関です。
ここでは、グループの事業戦略と密接に連動した人材育成戦略を立案し、(1)お客様に高い付加価値を提供できる「プロフェッショナル」人材の育成、(2)グローバルレベルのリーダーシップを発揮できる「ビジネスリーダー」の育成、(3)「ベースライン(全社員が共有するバリュー、スキル)」の強化を基軸とするさまざまな講座を通じて、将来の富士通グループを担う人材を育成しています。
今後、大学・外部教育機関との積極的な連携、JAIMS(日米経営科学研究所)への留学生受け入れなどを通じて、富士通グループのプレゼンスをさらに高めていきます。

教育プラットフォーム「FUJITSU NetCampus」
教育プラットフォーム「FUJITSU NetCampus」は、海外を含めたグループ会社(28カ国、185社)の社員全員が利用できる富士通グループの教育インフラです。
ラーニングマネジメントシステムとして、実施中の全教育プログラムの紹介・受講申込の受付、学習支援などの機能を備えており、また、eラーニングの浸透にも大きな役割を果たしています。
プロフェッショナルな人材の育成
各部門の事業戦略に連動したプロフェッショナル認定制度をベースに、業務に応じた各種スキル教育(テクノロジー教育、グローバル教育など)の充実を図り、プロフェッショナルな人材を育成しています。さらに、認定者を対象としたプロフェッショナリティを一層高めるための精鋭教育、プロフェッショナル同士のナレッジの共有・創発を目的としたコミュニティー活動などを推進しています。なお、プロフェッショナル認定制度については、既に実施中のソリューションビジネスグループ、プロダクトビジネスグループだけではなく、順次各部門への展開を予定しています。
ものづくり教育の推進
「富士通技術学院」において、「職業能力開発促進法」に基づく認定職業訓練をベースに、富士通グループに必要な基礎学科と実技を加えた一年間の集合教育を通じて、ものづくり現場の急速な変化に対応できる生産現場オペレーターの基幹要員の育成を行っています。
また、生産現場の長となる職長の教育を含め、階層別の教育体系を整備し、組織としてものづくりの現場を強化できるよう、研修内容の充実を図っています。
ビジネスリーダーの育成

GKIでの討論風景
経営者(富士通グループ会社役員、本部長)を対象とした研修に加え、将来を視野に入れたグローバルに活躍できるビジネスリーダーの育成をめざして、1999年10月にグローバル・ナレッジ・インスティテュート(GKI)を設立。各種のリーダーシップ・プログラムなどを充実させ、選抜教育と実践経験(ローテーション)を組み合わせた計画的な人材育成を実現しています。また、若年層に対しては、社外派遣制度、国内、海外のMBAプログラムへの選抜派遣を行っています。
「幹部社員の人材像」を定め、キャリア形成をサポート
社員がめざすべき方向や身につけるべき能力など、幹部としてのあるべき姿を示す「幹部社員の人材像」を定め、これをベースとした昇格の仕組みを実施しています。社員は、自己のキャリアを意識しながら、「幹部社員の人材像」を日々の能力開発の指針として活用する一方、会社としても、これを利用した人材育成プログラムを提供し、社員のキャリア形成をサポートしています。
また、幹部社員には部下のキャリアをサポートするためのマネジメント力向上の一環として、マネジメントに関するハンドブックを配布し、これに基づく教育を行っています。
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中国
グループ共通人材育成プログラムの取り組み
中国には富士通の子会社が十数社あり、富士通グループ会社が投資している会社も含めると約50社にもなります。富士通では、これらの会社の従業員が成長していけるよう、長期的な視点での人材育成・教育に力を入れています。
例えば、課長以上の幹部社員クラス全員に、中華圏の富士通グループ関連会社全体で、合計8週間(2回の宿泊合宿研修を含む)の幹部社員教育を実施しています。こうした規模で実施することで、個々の会社では実現しにくいグループワークやアクションラーニングなどをプログラムに組み入れることができ、高い教育レベルを実現するとともに、グループ内の人的ネットワークの構築とコミュニケーションの活性化を促進しています。

合宿研修でのグループワーク


