富士通

ユニバーサルデザイン

ユニバーサルデザインに関する基本的な考え方

富士通グループは、ユニバーサルデザインを企業の社会的責任の一つとして捉えて自ら積極的に実践し、その成果を製品やサービスに活かすことで、利用者の満足度を高め、お客様のビジネスのさらなる発展に貢献することをめざしています。

お客様のビジネスに貢献するユニバーサルデザイン

今日、ITはビジネスや日常生活になくてはならない技術として、あらゆる場面で利活用されています。そして、ITが高度化し、社会に広く浸透していくなかで、ITを利用する人々もますます多様化しています。

富士通グループでは「誰もがIT社会に参加できること」をめざして、より多くの人々がITを安心・安全かつ効率的に利活用できるよう、人間の特性に配慮した「人間中心のデザイン(Human Centered Design)」をさらに進め、以下にあげる、4つの視点のもと「ユニバーサルデザイン」に取り組んでいます。

  • 五感をおぎなう
    視覚や聴覚など、五感の機能低下が、製品やサービスの利用制限にならないよう、多様な、利用方法を提供します。
  • 身体をいたわる
    体格や筋力の違い、運動・姿勢の制限、車いすの利用の有無などによらず利用でき、負荷や疲労が最小限になるよう、寸法、配置、操作方法、操作力などを設計します。
  • 経験や文化を気づかう
    多様な経験や文化を持つ利用者が理解でき、誤解が生じないよう、言葉や表現方法に配慮した情報を提示します。
  • 使いやすさを極める
    全ての利用者の作業の安全性・安心感、効果・効率、満足感などが高まるよう、徹底的に使いやすさを探求します。

富士通がめざすユニバーサルデザイン・ソリューション

富士通グループでは、お客様がITを安全・安心、効率的、かつ快適に活用できるよう、人間の特性に配慮した「人間中心のデザイン(Human Centered Design)」を開発のポリシーとしています。ユニバーサルデザインについては、この考えをさらに進め、「五感をおぎなう」「身体をいたわる」「経験や文化を気づかう」「使いやすさを極める」という4つの視点から取り組んでいます。

加えて、ITを用いる「現場」を理解することも重視しており、ITシステム自体の機能や仕様だけでなく、「使われる場(Work Place)」「適用する業務やコミュニケーション(Work Style)」にも着目した実地調査によって、現場の課題を明らかにします。その課題に対し、ユニバーサルデザインの視点から、社内実践のノウハウを踏まえて最も効果的な解決策をお客様に提供することで、お客様とともに、誰もが参加できるIT社会の実現をめざしています。

富士通のめざすITのユニバーサルデザインの概念図。富士通ユニバーサルデザイン理念を通じて、IT(ハード、ソフト、ウェブ)、WorkPlace(建設、施設)、WorkStyle(就業、安全衛生)をトータルにお客様に提供。ITではパソコンや携帯電話、ATMのハード、ウェブの指針やツール、IT全体を通してウェブサービス、ウェブアプリとして提供。WorkPlaceでは、建設・施設としてオフィスや店舗をご提案。WorkStyleでは就業・安全衛生として雇用やコミュニケーションのスタイルをご提案。この取り組みはトータルに社内の教育や設計、ノウハウ化や標準化を、IT、WorkPlace、WorkStyle横通しに推進。
TOPICS

“誰もが参加できるIT社会”の実現をめざして 色判別iアプリ「ColorAttendant」

視覚障がい者や色の判別が困難な人は、左右別々の色の靴下を履いてしまうなど、日常生活の多くの場面で不便を感じています。

富士通デザイン(株)では、携帯電話のカメラ機能を利用して色を判別し、画面や音声で色を伝えるiアプリ「ColorAttendant」を開発し、2008年9月から無償公開を開始しました。らくらくホンVをはじめ、富士通のNTTドコモiモード対応携帯電話で活用できます(対応する機種は以下のリンクから、色を教えてくれるケータイ「ColorAttendant」ページでご確認ください。)。

ColorAttendantの利用場面の写真。靴下を撮影し、「あざやかな赤」と画面表示している場面。

携帯電話のカメラで撮影した画像をもとに、色の名前を表示

2009年3月には、世界18カ国中の17表彰商品の1つとして「ユニバーサル・デザイン・アワード09」を受賞しました。

ユニバーサル・デザイン・アワード 09 ロゴマーク

なお、このiアプリは、視覚障がいのある社員が自ら中心となって開発を進めました。