トップメッセージ

ITは、その進歩を通じてさまざまな可能性を実現し、お客様の経営や社会を支える欠くべかざるインフラとなってきています。富士通グループは、このITを企業や社会、生活のなかでもっと役立てるためには、“人の知恵”をもっともっと活かすことが重要だと考えます。そのための新しい提案が「フィールド・イノベーション」です。
フィールド・イノベーションの実現にあたっては、まず、お客様の課題を見出し、解決のための対象領域を「フィールド」として設定します。そして課題解決のために、そのフィールドの構成要素である「人の役割」「業務のプロセス」「IT」の「見える化」が必要です。見えないものは、改善できません。人やプロセスやITを見える化できれば、そこに関わる人々の知恵を活かした改善が可能になります。この継続の中で、ITの役割を見直していけば利用価値をさらに高めることができます。人を主役にして、業務のプロセス、そしてITを継続的に改善していきましょう、そういう企業体質を一緒に作っていきましょう、というのが私たちの提案なのです。
もちろん、富士通グループが、お客様にフィールド・イノベーションを提案していくためには、まず私たち自身が、フィールド・イノベーションの実践を不断に続けていかねばならない、と認識しております。
たとえば、環境負荷低減も、一つの大きなフィールドだと捉えることができます。環境負荷低減に関わる人やプロセス、ITを見える化し、人の知恵を活かしながら改善をしていく。こうした環境への取り組みを通して、お客様の環境負荷低減に貢献していきたいと考えています。
さらに、誰もがIT社会に参加できるよう「人に優しく」を追求することも私たちの製品開発のフィールド・イノベーションのテーマになります。これから、ITが社会に浸透すればするほど、その利便性をより多くの人が享受できるようにすることは、私たちの大きな役割であると認識し、「もっとわかり易く、もっと親切に、もっと見易く、もっと簡単に」をめざしてユニバーサルデザインの取り組みを推進してまいります。
富士通グループはこのフィールド・イノベーションを通じて、人の知恵を活かし、企業、社会、生活の活動の場のプロセスとITを継続的に改善していくという「人を主役にしたIT活用」をめざし、企業活動や社会、生活の場に革新を起こしていきたいと考えています。
そして、これは、富士通グループが、従来のIT中心の課題解決から、ビジネスそのものの課題解決へ向かうということでもあります。そのためには、フィールド・イノベーションを実践できる素養とスキルをもった人材の育成とともに、「一人ひとりが主役」として責任と意欲を持ち、「お客様起点」で考えて行動することが強く求められます。今後より一層、人材の育成に注力してまいります。
このような取り組みを通じて、今まで以上に、お客様の事業課題の解決に貢献して、お客様とともに成長していきたいと考えています。
