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富士通は、設計・開発の品質や効率の向上、コスト削減、開発期間の短縮に向けて、困難とされた設計・開発業務のクラウド化にチャレンジ。最先端の仮想デスクトップ高速表示技術により、実用化に成功しました。


3次元CAD、高精度シミュレーションもスムーズに操作
製品開発の現場では、マーケットの変化へのスピード対応が常に要求されています。このため、最先端の設計開発ツールを、時間や場所にとらわれずにストレスなく使える、クラウドによる設計開発環境が待ち望まれていました。これまでは、CADやシミュレーションなどの高精細な画像データを転送するとスムーズな画面処理が難しくなるため、エンジニアリング分野での業務のクラウド化は困難とされていました。
この問題を一気に解決したのが、富士通が開発した仮想デスクトップ高速表示技術です。クラウド上で動画や高精細な画像を扱う際のデータ転送量を従来の約10分の1に削減するこの技術によって、遠隔地の端末からでもスムーズなリモートアクセスが可能になりました。富士通では、「エンジニアリングクラウド™」を活用して自社製品の設計や開発を行っています。

いつでもどこでも、様々な端末から、3次元CADや解析ソフトといった開発ツールが快適に利用可能
「エンジニアリングクラウド™」の最大のメリットは、いつでもどこでもどのような端末からでも、3次元CADや解析ソフトといった最先端の設計開発ツールが自在に利用できることです。また、モデリングや解析・シミュレーションの実行環境だけでなく、部品データベースや各種ライブラリなどの設計開発に必要な様々な環境もクラウド上で提供されます。
さらに、国内外に複数の拠点を持つ企業では、画面やデータを共有しながら遠隔地に分散した製品開発部門が会議をすることなどが可能で、人の移動にかかるエネルギーを削減しながら拠点間で密に連携した設計開発が行えます。
「エンジニアリングクラウド™」は、環境負荷低減にも大きく貢献します。クラウド化によってICTインフラの効率的な運用が可能になるため、環境にやさしい設計開発が実現します。この「エンジニアリングクラウド™」の導入により、約15%のCO2削減(注1)が見込まれています。富士通は「エンジニアリングクラウド™」を通じ、お客様の開発や製造の現場がより創造的で、新しい価値創出の場となるようにご支援します。
注1:当社試算


「設計開発ツールとしての有用性はもちろん、セキュリティ、リスク管理、在宅勤務などを実現するワークスタイル、そして環境負荷低減といった、様々なメリットがあります。」
富士通株式会社
エンジニアリングクラウド開発室
マネージャー 高橋 浩一郎
