


「スマートコンセントを活用することで、自分の節電効果を実感し、楽しみながら省エネに取り組めます。」
富士通株式会社
安心安全ビジネス推進室
松村 美穂
オフィスワークはICTによって効率が飛躍的に向上しましたが、その一方で消費電力の増加に伴うCO2排出量の増大が問題になっています。CO2排出量の推移を見ると、オフィスを含む「業務その他部門」は1990年と比較して31.2%も増加しています(注1)。また、財団法人省エネルギーセンターの調査によると、オフィススペースのエネルギー消費割合は、空調28%、照明40%、コンセント32%となっています(注2)。
オフィスの省エネは、一人ひとりのモチベーションが大切です。空調や照明はビル管理システムで把握できますが、コンセントについては電力消費全体の3割を占めるにもかかわらず、個別に使用状況を把握する手段がありませんでした。
そこで富士通は、利用者の省エネ行動につながる責任感や使命感を喚起するため、人や機器単位で消費電力を1Wから測定、表示できる「スマートコンセント」を開発しました。
注1:環境省「2009年度 温室効果ガス排出量」より
注2:財団法人省エネルギーセンター「オフィスビルの省エネルギー(2009年版)」より
「スマートコンセント」は消費電力を見える化することにより、一人ひとりに省エネを自分の問題として意識させる気づきを与えます。
また、インターフェースは、ゲーム感覚のデザインが採用されており、楽しみながら省エネに取り組める工夫がなされています。さらに、スケジューラと連携させることで、利用者の業務と電力利用状況を関連づけて把握することもできます。会議などでの長時間離席中にもパソコンの電源を落としていないことなどが一目瞭然となり、「グリーンなワークスタイル」への意識改革が促されます。
注3:富士通の一部オフィスでの試行結果
きめ細かく電力を把握する「スマートコンセント」
「スマートコンセント」は、利用者の省エネ意識を高め、具体的かつきめ細やかな節電対策に貢献します。(富士通ジャーナル プレミアム)
スマートコンセント
コンセントごとに消費電力を測れるセンサーを取り付けた、電源タップをご紹介します。(富士通研究所)
