平成15年4月25日
富士通グループでは、1998年度から環境保全に係わる費用と効果を定量的に把握し、環境投資と効果を評価する「環境会計制度」を導入しています。
このたび、第三者機関の審査を経て、2002年度分の実績を公表いたします。
環境費用と効果の推移
(単位:億円)
| 分類 | 1998年度 | 1999年度 | 2000年度 | 2001年度 | 2002年度 | 2003年度 (予測) |
||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 費用 | 効果 | 費用 | 効果 | 費用 | 効果 | 費用 | 効果 | 費用 | 効果 | 費用 | 効果 | |
| 富士通 | 80 | 97 | 85 | 103 | 82 | 111 | 77 | 123 | 79 | 88 | 83 | 120 |
| 主要子会社(以下、連結子会社) | 70 | 84 | 82 | 119 | 109 | 135 | 110 | 120 | 110 | 122 | 116 | 129 |
| 連結 | 150 | 181 | 167 | 222 | 191 | 246 | 187 | 243 | 189 | 210 | 199 | 249 |
表. 費用
(単位:億円)
| 項目 | 範囲 | 富士通 | 連結会社 | 連結 | |
| 合 計 | 79 | 110 | 189 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 事業エリア内コスト | 公害防止コスト | 大気汚染防止、水質汚濁防止(公共下水道料金)などのためのコスト | 30 | 31 | 61 |
| 地球環境保全コスト | 省エネルギー対策、温暖化防止などのためのコスト | 9 | 19 | 28 | |
| 資源循環コスト | 廃棄物減量化・処理などのためのコスト、節水・雨水利用など資源の効率的利用のためのコスト | 12 | 25 | 37 | |
| 上・下流コスト | 生産・サービス活動に伴って上流または下流で生じる環境負荷を抑制するためのコスト(廃製品・包装などのリサイクル・リユースおよびグリーン購入コストなど) | 2 | 7 | 9 | |
| 管理活動コスト | 管理活動における環境保全コスト(環境推進活動人件費、ISO14001認証取得・維持、環境負荷測定、緑化の推進、環境報告書作成、環境広告などコストなど) | 21 | 16 | 37 | |
| 研究開発・ソリューションビジネスコスト | 研究開発活動における環境保全コストおよび環境ソリューションビジネスに関わるコスト(グリーン製品・環境対応技術の設計・開発費コスト、環境関連ソリューションビジネスコスト) | 3 | 11 | 14 | |
| 社会活動コスト | 社会活動における環境保全コスト(環境保全を行う団体への寄付、支援などのコスト) | 0(注) | 0(注) | 0 | |
| 環境損傷対応コスト | 環境損傷に対応するコスト(土壌地下水汚染などの修復のコスト、環境保全に関わる補償金など) | 2 | 1 | 3 | |
表. 効果
(単位:億円)
| 項目 | 範囲 | 富士通 | 連結会社 | 連結 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 合計 | 88 | 122 | 210 | ||
| 事業エリア内効果 | 公害防止効果 | 法規制不遵守による事業所操業ロス回避額、生産活動により得られる付加価値に対する環境保全活動の寄与額 | 38 | 49 | 87 |
| 地球環境保全 効果 |
電力、油、ガスなどの使用量減に伴う費用削減額 | 16 | 10 | 26 | |
| 資源循環効果 | 廃棄物減量化、有効利用による削減額など | 14 | 42 | 56 | |
| 上・下流効果 | 廃製品リサイクルなどによる有価品・リユース品の売却額 | 0(注) | 10 | 10 | |
| 管理活動効果 | ISO14001構築による効率化、従業員などの社内教育効果、環境広報活動によるイメージアップ貢献額 | 4 | 4 | 8 | |
| 研究開発・ソリューション ビジネス効果 |
グリーン製品・環境配慮型製品、環境関連ソリューションビジネスの販売貢献額 | 10 | 5 | 15 | |
| 環境損傷対応効果 | 土壌、地下水汚染対策による住民補償などの回避額 | 6 | 2 | 8 | |
(注) 集計数値が単位未満のため0と表示しています
表. 効果の内訳
(単位:億円)
| 分類 | 実質的効果 | 推定的効果 | 効果合計 |
|---|---|---|---|
| 富士通 | 29 | 59 | 88 |
| 連結子会社 | 62 | 60 | 122 |
| 連結 | 91 | 119 | 210 |
株式会社 新日本環境品質研究所による、2002年度環境会計に係わる審査手続きが完了しましたので、この部分に関し公表致します。審査は試査により、入力された数値の根拠となるエビデンスの閲覧・審査及び担当者へのインタビューを通じて行われ、下記に示した拠点については、現地往査による現場確認も実施されました。審査は代表責任者を含めて10名の審査員により実施されました。主たる手続きは下記の通りです。
なお、環境負荷と環境費用の関係を示す改善指標と環境保全効果については、別途公表致します。また意見書の発行は6月に予定されております。
| 実施 年月 |
往査拠点 | 往査手続きの概要 | 往査人数 ・ 日数 |
|---|---|---|---|
| 2002年 12月 |
富士通 川崎工場 | 2002年度上期集計分に関する審査項目のサンプリングを実施 | 2.5人・日 |
| 2003年 1月 |
富士通 岩手工場 | 2002年度上期集計分データへの審査実施 拠点の概要確認 拠点の環境管理活動状況の確認 環境保全施設の状況確認 関連環境作業標準類の確認とデータ収集過程の審査 サンプリング項目のエビデンス審査 担当者インタビュー |
20人・日 |
| 新光電気工業 | |||
| 富士通周辺機 | |||
| 富士通宮城 エレクトロニクス |
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| 富士通 川崎工場 | 2002年度は現地往査を行わない拠点分の、2002年度上期分に関してサンプリングされた項目につきエビデンスを取り寄せ、審査を実施 | ||
| 2003年 2月 |
富士通 川崎工場 | 前月迄に審査された項目に基づき、2002年度上期分データを確定 | 4.5人・日 |
| 2003年 4月 |
富士通 川崎工場 | 2002年度下期集計分に関する審査項目のサンプリングを実施 | 29人・日 |
| 富士通 岩手工場 | 2002年度下期集計分データへの審査実施 サンプリング項目のエビデンス審査 担当者インタビュー |
||
| 新光電気工業 | |||
| 富士通宮城 エレクトロニクス |
|||
| 富士通周辺機 加古川事業所 |
2002年度下期集計分データへの審査実施 拠点の環境管理活動状況の確認 環境保全施設の状況確認 関連環境作業標準類の確認とデータ収集過程の審査 サンプリング項目のエビデンス審査 担当者インタビュー |
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| 富士通 川崎工場 | 2002年度は現地往査を行わない拠点について、2002年度下期分に関してサンプリングされた項目につきエビデンスを取り寄せ審査を実施 下期および2002年度データ確定 |