富士通

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富士通リサイクルシステム構築完了

使用済廃製品のリサイクル本格稼動開始

平成9年7月29日


富士通では、他社に先駆けて、全国をカバーする使用済廃製品のリサイクルシステムの構築を完了しました。

このシステムは、使用済廃製品を全国13ブロックに分けて収集する「収集ターミナル」と、解体・分別を行い廃棄物“0”を目指す5箇所の「リサイクルセンター」、本システムの管理や技術的な支援を行う「リサイクルテクノセンター」、および再使用部品の取り出しや保管・発送を行う「リサイクルパーツセンター」で構成され、適正処理とリサイクル率の向上を目指します。
94年12月より廃製品のリサイクルを目的として、リサイクルシステムの構築を始め、95年4月から首都圏リサイクルセンター、中部リサイクルセンターと順次稼働させ、97年 6月に5番目となる九州リサイクルセンターの設置が完了し、97年7月28日より本格稼働を開始しました。

リサイクルセンターの所在地は次のとおりです。

 リサイクルセンター所在地
(1)富士通東日本リサイクルセンター[宮城県 仙台市]
(写真:回収された廃製品)
(2)富士通首都圏リサイクルセンター[神奈川県 相模原市]
(写真:回収された廃製品)
(3)富士通中部リサイクルセンター[岐阜県 海津郡]
(写真:廃製品の解体作業)
(4)富士通西日本リサイクルセンター[兵庫県 加古川市]
(写真:廃製品の解体作業)
(5)富士通九州リサイクルセンター[佐賀県 鳥栖市]
(写真:リサイクルセンター入り口)

リサイクルセンター・収集ターミナル(詳細)

リサイクルセンター 収集ターミナル
名称 所在地 担当会社 名称 所在地 管轄都道府県
(1)富士通東日本
リサイクルセンター
宮城県
仙台市
富士通化成株式会社 北海道 北海道
札幌市
北海道
仙台 宮城県
仙台市
青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島
(2)富士通首都圏
リサイクルセンター
神奈川県
相模原市
富士通化成株式会社 川崎 神奈川県
相模原市
東京、千葉、山梨、神奈川、群馬、栃木、茨城、埼玉、静岡
(3)富士通中部
リサイクルセンター
岐阜県
海津郡
FDKエコテック株式会社 長野 長野県
長野市
長野、新潟
金沢 石川県
河北郡
石川、富山、福井
名古屋 愛知県
名古屋市
愛知、岐阜、三重
大阪 大阪府
豊中市
大阪、京都、奈良、滋賀、和歌山
(4)富士通西日本
リサイクルセンター
兵庫県
加古川市
富士通周辺機株式会社 明石 兵庫県
明石市
兵庫、鳥取、岡山、広島/島根の一部
広島 広島県 広島/島根の一部、山口
高松 香川県
高松市
香川、徳島、高知
松山 愛媛県
松山市
愛媛
(5)富士通九州
リサイクルセンター
佐賀県
鳥栖市
エコー電子工業株式会社 福岡 福岡県
福岡市
福岡、佐賀、大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島
琉球
中央倉庫
沖縄県
那覇市
沖縄

表 リサイクルセンター・収集ターミナル(詳細):テキストページ

本システムの処理能力は、96年度処理量の2倍の約16,000トン(年毎)であり、このシステムの完成により、次の5項目が可能となりました。

  • 家電リサイクル法(仮称)のパソコンへの適用時の製造業者責任に対応
  • グループによるシステム構築であり、設計部門とリサイクル部門との情報交換が効率的に実施
  • リサイクルテクノセンターを経由し、製品の回収・分別、リサイクル、廃棄時の情報等を設計・開発にフィードバック
  • 製造技術・製造情報を活用し、製造部門とリサイクル部門の共同作業により、効率的なリサイクル及び部品の再利用の実施
  • 各リサイクルセンターで持っている基礎技術を回収・分別、リサイクル、廃棄時に有効利用(例えば、再生プラスチック成形技術、環境分析技術等)

更に今後は、次の2項目についても実施を予定しています。

  • リサイクルテクノセンター、リサイクルセンター、設計・開発部門、製造工場の有機的なネットワークの構築により、効率の良いリサイクル情報の交換
  • 使用済み製品・部品の再利用(リユース)への取り組み

富士通では、2000年度末までに回収廃製品のリサイクル率90%の達成を目指して活動していますが、このシステムの完成により、目標がより現実的なものとなりました。
過去2年間のリサイクル率は、95年度約40%、96年度約55%でしたが、97年度は70~75%を見込んでいます。

なお、本システムでは、企業からの使用済廃製品を対象としておりますが、一般消費者からの廃製品のリサイクル推進につきましても、行政、自治体および各工業会と協調し、解決して行く予定です。