廃棄物量低減にも効果
平成9年12月5日
富士通では、各種展示会において使用されるデモ機(パソコン等)のコンテナ(梱包箱)を再使用可能なリターナブルコンテナに切り替えました。(写真-1、-2)
従来、製品タイプ毎にコンテナを設計・製造していたので、不要となったデモ機の廃却と同時にコンテナも廃却処分されていました。
今回、再使用を考慮してコンテナ中の緩衝材を強力な面ファスナーにより固定位置を自在に変えることのできる可変式(図-1)(デスクトップ用、ノートブック用など計 6種類に展開) に変更したため、モデルチェンジにより製品寸法が変更された場合でも新製品の梱包が可能となります。このため、コンテナの再使用によって年間約 100トンの包装廃棄物の削減が可能となりました。また、コンテナの材質には、耐水加工を施した板紙(クラフト系古紙)を採用し、廃却時にコンテナが焼却された場合でも、有害なガスを発生することはありません。
パソコンのデモ機は、通常2年間程で約 50回程度販売店や展示会場の間を運搬されますが、本コンテナは3機種(世代)/6年間にわたり再使用できるだけの耐久性を持たせ、さらにコンパクトな折り畳み式にすることで回収(流通)段階における輸送の効率化(省エネルギー化)(図-2)も図っています。
これらにより、年間使用量の約 8割10,000個を再使用していきます。
| 従来のコンテナ | リターナブルコンテナ | |
| 年間使用個数 | 約 13,000個 | 約 13,000個 |
| 年間リサイクル個数 | 0個 | 約 10,000個 |



