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環境監査の実施

内部監査の実施と結果

富士通グループは、内部監査の客観性や独立性を確保するために、いずれのライン組織にも属さない「経営監査本部」が中心となり、富士通およびグループ会社から監査員を集めて内部監査を実施しています。

2010年度は、2010年7月~2011年1月にかけて、484カ所の国内・海外富士通グループの工場、オフィスなどを対象に内部監査を実施しました。監査にあたっては、2009年度の内部監査の指摘の傾向と外部審査結果を精査し、(1)コンプライアンスの確認、(2)第6期行動計画の取組状況の確認、(3)人材育成状況の確認、の3点に重点を置きました。また、2009年度から取り組んでいる異なる営業本部同士の相互監査を継続実施。他部門に対する監査経験を自部門の活動に反映することで、環境活動の活性化を推進しました。

こうした内部監査の結果、409件の指摘があり、うち重欠点5件、軽欠点35件、観察事項369件でした。

重欠点としては、担当者変更時における引継ぎ不備が指摘されました。それ以外の指摘内容は、件数の約60%を「法の順守」「目的・目標」「運用管理」が占めており、順法については産業廃棄物、目的・目標については目標指標の不備、運用管理については自主的なルールの順守が指摘されました。また、新たに工事・保守関連会社での運用管理不備が表面化しました。これらの指摘事項については、2011年度に是正対応を実施中です。

外部審査の実施と結果

2010年度の外部審査は2010年8月~2011年1月に行われました。国内では、(株)日本環境認証機構(JACO)の審査を受け、富士通グループ全体の活動に対して改善の余地2件、グループ各社に対して軽欠点2件、改善の余地79件が指摘されたほか、第6期行動計画の一部の目標について取り組めていないという指摘がありました。海外では、デットノルスケ ベリタス エーエス(DNV)の審査を受け、富士通グループ全体に対する指摘事項はなく、グループ会社に対して軽欠点18件、観察43件があり、固有法規制の不徹底や内部監査不備などが指摘されました。これらについては2010年度末までに是正を完了しています。指摘された内容はグループ内で共有し、2011年度の内部監査で状況を確認する予定です。

なお、環境活動の質の向上を目的に、内部監査におけるパフォーマンス評価(ISO14031)の導入について、2008年9月から審査機関との協議を開始しています。2010年度中に評価方法を確立し、2011年度からは工場を中心に実施していきます。