富士通

ゼロエミッション

循環型社会に貢献する考え方のひとつ。企業活動を通じて発生する廃棄物を、新たに他の分野の原材料として活用することで、廃棄物ゼロを目指す取り組み。総投入量=総生産量という究極のリサイクルが最終目標となる。

出典:「よくわかる これだけは知っておきたい地球環境問題のキーワード」
富士通エフ・オー・エム株式会社


富士通での取り組み紹介

富士通は1999年度より、資源循環型社会の実現に向けた3R(リデュース、リユース、リサイクル)の推進という基本方針のもと、事業所で発生する廃棄物のゼロエミッションをめざして積極的な取り組みを続けています。 富士通のゼロエミッションは、分別の徹底や再資源化設備の導入を通じて、事業活動で発生する廃棄物はもちろんのこと、社員食堂の生ごみなどの生活系廃棄物も含め対象のすべての廃棄物を100%有効利用することで、埋め立て、単純焼却をゼロにすることです。

具体的な活動例の1つに、廃プラスチック類の再資源化があります。たとえば、デスクトップパソコンやPCサーバの量産工場を持つ富士通アイソテック(株)では、まず廃プラスチックの材料判別機を導入して廃プラスチック類を20種類以上に分解し、分別を徹底。さらに、破砕装置やプラスチック溶融再生装置の導入により、フレーク状やペレット(粒状)に加工、再生プラスチック原料として売却することで、約75%の有償化(再資源化)を実現しました。また残りの25%についても高炉原料やセメント材料へ活用するプロセスを構築。こうして達成したゼロエミッションを始め、その後も資源循環活動に努めています。

また、富士通の工場・事業所では社員食堂から発生する生ごみの有機肥料化を事業所内で行っています。この肥料で栽培された野菜を食材として社員食堂で使用したり、また、一部事業所では従業員に販売したりするリサイクル活動を行っています。これにより食物循環システムを確立し、生ごみの再資源化に成功。ゼロエミッション達成に大きく貢献しています。


こうした活動が実り、2002年度には目標より1年前倒しで富士通の国内13事業所すべてが、さらに2004年度までに、すべての国内の製造系グループ会社が廃棄物のゼロエミッションを達成しています。達成に成功した事業所では、その後、調達段階での梱包材の見直しや製造プロセスの改善などによる廃棄物の発生量の削減を新たな目標として掲げ、さまざまな取り組みを行っています。また、富士通の取り組みは、製造拠点から、非製造拠点(オフィス)における紙ゴミなどのゼロエミッション達成と活動範囲を広げています。リサイクルからリユース、リユースからリデュースへと、3Rの高度化を推進し、環境負荷のさらなる低減に取り組んでいきます。

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