廃棄物発生量の削減
基本的な考え方
富士通グループでは、資源循環型社会をめざして3R(Reduce:発生抑制、Reuse:再使用、Recycle:再資源化)を推進するという基本方針のもと、より高度な3Rへの取り組みに向けて、社員一人ひとりが廃棄物の分別を推進しています。
2008年度の実績
富士通グループは、第5期環境行動計画において事業所から発生する廃棄物を2009年度末までに2005年度実績比3%削減する目標を掲げています。
2008年度のグループ全体での廃棄物発生量は29,713トンでした。前年度実績では12.5%減であり、2005年度比では10.4%減となっています。これは、紙くずや廃酸の有価物化、浄化槽汚泥の肥料化などのほか、市況変動も大きな要因の一つです。

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蛍石リサイクルの取り組み(2007年度)
フッ酸は、半導体製造にかかせない材料ですが、排水処理工程において多量の汚泥を発生させる原因にもなっていました。富士通マイクロエレクトロニクス(株)三重工場では、革新的な新技術を採用することで、濃厚フッ酸排水から高純度蛍石を生成回収することに成功しました。この技術により、汚泥発生量は従来に比べ約4割削減することができます。また生成回収された蛍石は、フッ酸原料として再利用されます。

国内グループ会社におけるゼロエミッション(注1)達成状況
富士通グループは、国内グループ会社におけるゼロエミッション活動を推進しています。2003年には富士通においてゼロエミッションを達成。グループ会社においては2004年度までに1事業所を除くすべての国内グループ会社でゼロエミッションを達成し、以来、ゼロエミッションを継続していました。しかし、前年度より1事業所にて課題となっていた浄化槽汚泥について、さらに富士通の1事業所、グループ会社の2事業所にて、水質規制を遵守するための浄化槽設備の構造上の理由などにより、これまで実施していたバイオ処理を中断したため、2006年度は4事業所にてゼロエミッションを達成できませんでした。引き続きこの事業所における浄化槽汚泥のゼロ化をめざす検討を継続的に行っていきます。
以上のような結果となっていますが、浄化槽汚泥を除き、富士通では2003年度に、グループ会社では2004年度にゼロミッションを達成し、それを継続しています。
注1:廃棄物の有効利用化100%化による、埋め立て、単純焼却ゼロ。
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2007年度からの重点取り組みについて
第4期環境行動計画に引き続き廃棄物の発生量削減を目標としています。目標値については事業再編の影響の少ない2005年度を基準年度とし、2009年度末までに3%削減するという目標を掲げました。この目標の達成に向けて、フッ素汚泥の削減や廃液(廃酸、アルカリ)の内部処理化を検討し目標達成を推進していきます。


