化学物質の管理
基本的な考え方
富士通グループでは、化学物質管理の方針として「有害な化学物質の使用による自然環境の汚染と健康被害につながる環境リスクを予防する」ことを定め、約1,200物質の使用量を管理し、事業所ごとに排出量の削減や適正管理に努めています。
2008年度の実績
富士通グループは、第5期環境行動計画において、事業所から発生するVOC大気排出量を2009年度末までに2000年度比30%削減する目標を掲げています。
2008年度は、VOC対象物質の適正管理の徹底と製造プロセスの見直しを図ったほか、半導体工場で有機溶剤回収装置を設置するなどの削減施策を実施しました。
その結果、2008年度におけるグループ全体でのVOC大気排出量は340トンとなり、2000年度比28%の削減となりました。
また、PRTR対象物質についても、目標は設定していませんが取扱量と排出量を管理しています。



- PDF 2008年度PRTR対象物質の収支結果 [64.7KB]
- PDF PRTR対象化学物質の生態影響および工場からの排出基準値 [14.6KB]
化学物質管理システム「FACE」の運用
富士通グループでは、化学物質管理システム「FACE」を運用しています。FACEによって、各事業所での化学物質の登録・管理はもちろん、化学物質等安全データシート(MSDS)の管理、購買データや在庫管理と連携した収支管理が可能となり、化学物質管理の強化と効率化を実現しています。

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「2007 PRTR優秀賞」を受賞(2007年度)
「PRTR大賞」は、化学物質とリスクコミニケーションを積極的に推進している企業や事業所を顕彰するため、(社)環境科学センターが2004年に創設した表彰制度です。
2007年度は、14件の応募企業があり、そのなかで岩手工場(現 富士通マイクロエレクトロニクス(株)岩手工場)は、優秀賞3件のうちの1件に選ばれました。「PRTR大賞」での受賞は、岩手県で初めてです。
岩手工場は、富士通が独自に策定したCG(コスト・グリーン)指標を使用して、製造工程の省エネルギー化や化学物質管理、廃棄物の削減に取り組むグリーンプロセス活動を推進しています。CG指標を使用した環境活動の推進は、富士通グループの他の工場でも行われていますが、とくに岩手工場は、年に一度、県が実施する報告会に参加して、地域住民の皆様に対して環境保全への取り組みを説明するなど、地域とのコミュニケーションを円滑にするための活動を積極的に行っています。今回の受賞は、これらの点が高く評価されたものです。

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2007年度からの重点取組みについて
業界の指針より一年前倒しとなる2009年度末までにVOC(揮発性有機化合物)対象20物質の年間排出量を2000年度比30%削減するという目標を掲げました。この目標の達成に向けて、電子デバイス系工場に設置している有機溶剤回収装置のプロダクト系工場、グループ会社への導入拡大や、その他の工場において洗浄工程の変更、有害性の低い代替物質への変更などの取り組みにより、排出量の削減を実施していきます。


