2007年度の海外植林活動報告
マレーシア・ボルネオ島の熱帯雨林再生をめざして

世界中の生物の50%以上は熱帯雨林に棲息・生育しているといわれています。その熱帯雨林が近年、商業伐採などにより、急速に破壊されつつあります。富士通では、生物多様性保全の観点から世界の三大熱帯雨林の一つである、東南アジアのマレーシア・ボルネオ島で熱帯雨林の再生に取り組んでいます。
2002年よりサバ州森林開発公社、(財)国際緑化推進センターの支援を受け、サバ州キナルート地区にある「富士通グループ・マレーシア・エコ・フォレストパーク」の150haの土地に社員がボランティアで植林を実施してきました。樹種は熱帯雨林の在来種であるフタバガキ種をこれまで37,500本植えてきました。
2007年度は、2005年度より植林を協働で実施している(株)アドバンテストと一緒に苗木の生育状況の調査を行いました。植林場所は北緯6度の赤道直下に近い場所にあるため、日当たりは植林を実施した斜面の向きには関係ないだろうという予測に反して、調査結果からは南向きの斜面ほど成長が早い傾向がみられました。また草で覆われたエリアは苗木の活着率が悪く、周りに雑木があるところも成長が遅い傾向があることがわかってきました。
これらのことから苗木の生長を促すには、下刈や除伐を実施し、適度に日当たりを良くする必要があります。今後、熱帯雨林の再生に向けて下刈や除伐などの保育作業に取り組んでいきます。



