富士通

国内/海外グループ会社活動事例

2008年度に国内/海外グループ会社で行った企業の社会的責任(CSR)に関する事例です。

国内グループ会社2008年度活動事例

パソコン組立教室の開催

2008年7月に富士通アイソテック(株)(FIT)で、8月に(株)島根富士通(SFJ)で小中学生を対象にしたパソコン組立教室を開催しました。

FITではデジタル放送やDVDが楽しめるデスクトップパソコン「FMV-DESKPOWER LX/A50D」、SFJでは天板カバーが取り外し可能で色の着せ替えが楽しめる「マイジャケ」に対応したノートパソコン「FMV-BIBLO NF/A70」のパソコンを約1時間半の工程で組み立てました。子どもたちは保護者と一緒に自分のパソコンを一生懸命組み立て、実際に起動して画面が立ち上がった時には喜びの声を上げていました。

真剣にPCを組み立てる子どもたち



組み立て後には、FITではリサイクルセンター、SFJでは組み立てラインを見学するとともに、組み立てたばかりのパソコンを使った演習が行われました。

丁寧に作り上げられたパソコンは一度工場で検査を終えたあと、後日、各家庭に届けられました。

※富士通キッズサイトのイベント一覧からご覧ください。


子どもたちの情報モラル教育支援

インターネットや携帯電話の使用に伴うトラブルに子どもたちが巻き込まれるケースが増加しています。こうしたなか、インターネット接続サービスなどを展開するニフティ(株)では、「本来は便利で楽しい情報ツールであるインターネットを、子どもたちにもっと安全に利用してもらいたい」という思いから、「情報モラル教育」を支援しています。

“情報モラル”には、大きく分けて、情報社会で安全に生活するための危機回避方法や、セキュリティの知識・技術などを学ぶ「知識を磨く領域」と、情報社会における正しい判断力や望ましい態度、思いやり、公共心を育てる「心を磨く領域」という2つの側面があります。同社は、この両面から教育支援活動を展開しています。

その一環として、2008年6月から、ニフティの本社所在地である東京都品川区の小学生を対象に、「インターネット・ケータイを安全に使うために」というテーマで「情報モラル教育」の出前授業を実施しています。授業では、インターネットや携帯電話のトラブルに子どもが巻き込まれた実例を挙げ、「何がいけなかったのか」「どうしたらよかったのか」を子どもたちに考えさせ、利用にあたっての心構えと危険回避方法などを伝えました。

品川区立小学校での「情報モラル教育」出前授業の様子



2008年度は、品川区立小学校23校、約1,300名の子どもたちに対して社員有志28名が講師となって授業を実施しました。加えて、子どもが有害なコンテンツ・サービスにアクセスしないよう、保護者がインターネットや携帯電話の使用を制限する「ペアレンタルコントロール」の普及拡大をめざして、保護者・教諭向けの情報モラル講座も開催しています。

また、2008年9月には、「知識を磨く」ための小学校高学年向け学習コンテンツ「インターネット体験ドリル」を、2009年1月には、「心を磨く」ことを支援する中高生向け自己理解、他者理解の学習コンテンツ「動物エゴグラム」をインターネット上で公開し、累計で52万を超えるアクセスがありました。これらのコンテンツは、学校の授業や自宅での自習教材として利用いただいています。

「インターネット体験ドリル」のトップページ



海外グループ会社2008年度活動事例

社会貢献活動などをまとめたCorporate Responsibilityレポートを発行

欧州でアウトソーシングサービスビジネスを展開するFujitsu Services Ltd.(FS)と、そのグループ会社の英国では、主要事業拠点ごとに地域単位で、“Impact on Society(IOS)”というグループを設けて、自主的に社会貢献活動に取り組んでいます。活動を促進するため、イントラネットではIOSサイトが設けられ、各種活動プログラムの情報が共有されています。

また、ここ数年、南アフリカの学校に対して人的・経済的・物理的支援を行っており、その活動を年々拡大しています。2009年からは、“PlayPump® Sysytem”の設置を行う「One Water プロジェクト」を支援しています。PlayPumpは子どもの遊びを原動力とする水の汲み上げポンプで、きれいな水の確保に役立てられています。

支援するザンビアの学校



加えて、2009年1月には初めてCorporate Responsibilityレポートを発行しました。このレポートは、上記のような社会貢献活動のほか、環境保全活動や顧客満足に向けた取り組み、働きやすい職場環境づくりなど、FSとグループ会社のさまざまな取り組みについて報告しています。また、活動目標についても“Metrics”で4分野に区分し、明文化しています。

プラネタリウム運営を通じた次世代育成への貢献

Fujitsu America Inc.( 旧Fujitsu Computer Systems Corporation)は、カリフォルニア州クパチーノの州立デ・アンザ・カレッジに、プラネタリウムの運営と教室のIT環境整備の目的で基金を拠出しました。このプラネタリウムは「FUJITSUプラネタリウム」と名づけられ、2008年5月に命名式が行われました。

FUJITSUプラネタリウムは、ロッキー山脈以西のカレッジで最大、北カリフォルニアで2番目に大規模なプラネタリウムです。付近の約450の学校から、毎年約25,000人以上の学生が来場しており、シリコンバレー地域の最新の宇宙科学の教育と次世代育成に貢献しています。

FUJITSUプラネタリウム内部



植樹活動や環境セミナーで現地社会に貢献

PT.Fujitsu Indonesia(FID)は、2008年8月、お客様やパートナー様とともに、インドネシア科学院生物学研究所の協力を得てジャカルタ近郊のボゴール市にあるチニボン・エコパークにおいて、マンゴスチンなど熱帯植物約100本の植樹を行いました。インドネシアは広大な熱帯雨林に覆われているものの、焼畑農業に伴う煙害が近隣諸国との間で問題となっています。

このほかにも、FIDは各種のセミナーを開催し、インドネシア社会に対して環境技術に関する情報を発信するとともに、社内での電気や紙の省エネ活動推進、スーパーグリーン製品の拡販を通じて、環境活動を推進しています。

チニボン・エコパークでの植林活動



奨学制度やIT教育で現地の人材育成を支援

Fujitsu Philippines, Inc(. FPI)は現地の人材育成に力をいれています。1990年から「FPI奨学金制度」を設け、経済的に困難な学生がIT・コンピュータ関連学位を取得することを支援し、2009年4月までに75人の学生が奨学金を得ています。また、フィリピン大学で、APEC-IT訓練コースとして中小企業に基本的なITスキルを教えており、2008年には257名が参加しました。このほか、マカティ市の大学の1年間の日本語教育のスポンサー活動も行っています。

さらに、環境面の活動ではリサイクルを重視しており、2006年より電子廃棄物のリサイクルを行っています。

リサイクルの様子