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富士通サービス(英国)

Fujitsu Services Ltd(.FS)は、グローバルにビジネスを展開する富士通グループのなかで、欧州におけるITサービスビジネスの中核を担う会社です。
イギリスを中心に20ケ国以上の国でアウトソーシングを中心とするITインフラサービスをお客様に提供しています。
FSとそのグループ会社では現在、事業活動を通じてお客様に対する価値創造に努めることはもとより、企業の社会的責任(Corporate Social Responsibility)を果たす、という観点から、「Marketplace」「Workplace」「Community」「Environment」の各分野における重点テーマを定め、積極的に活動しています。


富士通サービスのCSR重点テーマ


会社概要
社名 富士通サービス(Fujitsu Services Ltd.)
設立 1907年12月ICLとして設立(2002年に富士通サービスに名称を変更)
本社 22 Baker Street, London, W1U 3BW, United Kingdom
CEO David Courtley
主な事業内容 ITインフラストラクチャー管理、およびデスクトップ、ネットワーク、データセンター環境に係るアウトソーシングサービスの提供
売上高 £2,567 billion(2007年度)
従業員数 23千人(2008年3月末現在/連結)
WEB Fujitsu Services' Corporate Responsibility

社屋外観



企業の社会的責任(CSR)活動は、「ビジネスの基本」。
ステークホルダーに対する責任ある活動に努め、地球環境に配慮した事業活動を推進する。

Linda Neilson, head of corporate responsibility

企業の社会的責任(CSR)が問い直されている今日において、企業は、ステークホルダーが抱く価値観を捉え、それに応える責任ある活動の実践が求められています。
たとえばお客様は、自身と価値観を共有できるITパートナーを求め、そして自社の評価を高めるようなIT製品やサービスを購入したいと考えています。また社員は、快適で安全な職場環境のもと、やりがいのある仕事に就き、自分の価値観と合う会社で働きたいと考えています。さらに地域社会は、企業が地域とつながりを保ち繁栄をもたらす存在であることを望んでいます。

Fujitsu Services Ltd.(FS)では、こうしたステークホルダーの価値観を捉え、企業の社会的責任を果たしていくことを「ビジネスの基本」として位置づけ、お客様、社員、地域社会といったステークホルダーに対する責任ある活動に努めるとともに、地球環境に配慮した事業活動を推進しています。
私たちは、「企業の社会的責任に関する活動は、事業活動に対する単なる“付けたし”ではなく、長期的な視野で考えたうえで今行う活動であり、事業活動に組み込むべきもの」として認識しています。
「コンプライアンスの徹底」から始まった私たちのCSR活動は現在、ステークホルダーとの共存共栄を図り、より豊かな持続可能な社会を実現するための“新しい価値”を生み出す段階へ進展しつつあります。



Marketplace お取引先にもCSR経営を要求

FSでは、お取引先に対して、倫理的な事業活動に努めること、そして地球環境への影響を考慮するように要求をしています。また、主要なお取引先に対しては年次単位で、人権に配慮した適正な労働条件の整備状況や、適切な環境マネジメントの構築・運用状況に至るまで、CSR経営の実践状況を確認するさまざまな調査を行っています。そして、こうした調査を通じてなんらかの不具合が発見された場合は、そのお取引先に対して改善をお願いしています。

Workplace 働きやすい職場環境づくりをめざして

FSでは、すべての社員が適切なワーク・ライフ・バランスを確保できるように、たとえば、社員とその家族が利用できる24時間運営のヘルプラインを運用するなど、各種制度の整備に努めています。
また、社員の職務能力の向上に寄与するさまざまな人材育成プログラムを設けています。このプログラムは、社内ウェブサイト「Invest in Yourself」を基盤に運用されており、社員はこのサイトから教育プログラムの検索や申し込みを行うことができるほか、社員が考えるキャリアを実現するために役立つ教育プログラムを示すコンテンツも用意されており、社員のキャリア形成を支援しています。
こうした取り組みの結果、FSは、英国政府主導の人材認証機関「Investors in People」の「チャンピオン認証(2006ー2008有効)」を受けました。

Community 多様な社会貢献活動を推進

南アフリカでの教育支援プログラム

FSでは、地域ごとに組織されたグループを通して地域社会に対してボランティア活動などを行うことを奨励しています。とくに、「教育」「若者」「健康」の各領域を重視した社会貢献活動を推進しています。
たとえば「教育」領域では、イギリス国内および南アフリカの両国において、小・中学生を対象とする教育支援プログラムに参加しています。小学生を対象としたプログラムでは、基本的な計算や読み書きに加えてIT技術を教えています。また、中学生を対象としたプログラムでは、就業能力と生活力の向上を図るクラスを担当し、教育・指導を行っています。また、「若者」領域では、チャールズ皇太子が設立した慈善団体『Prince’s Trust』の後援者として、恵まれない若者の支援を行っています。さらに「健康」領域では、ロンドンマラソンやニューヨークマラソンのようなチャリティーイベントに社員が参加し、各種の寄付を行うほか、集まったお金でスポーツ器材を購入し地域のスポーツクラブへの寄贈などもしています。
また、CSR関連のNPO団体である『Business in the Community(BITC)』のメンバーであり、気候変動に対してアクションを起こす『MAYDAY NETWORK』(分科会)に参加しています。
その他、ユニセフ・国境なき医師団へ寄付を行っています。英国、南アフリカのグループ会社では、社内インターネットを利用して、給与天引きによる寄付申請ができます。


Environment IT企業としての環境経営を実践

FSでは、環境マネジメントシステムの構築とその継続的な改善を通じて、環境負荷の低減に努めています。
具体的には、低炭素社会への移行を促進するために英国政府が設立した『Carbon Trust社』とともに「温室効果ガス排出削減プログラム」を推進しており、事業所における電力使用量の削減、事業活動に伴うリサイクル率の向上およびテレビ会議システムの活用による出張回数の削減などに取り組んでいます。
また、お客様の環境負荷の低減に寄与するITサービスの提供を推進しています。
たとえば、お客様のシステムをお預かりし運用しているロンドンデータセンターは、従来に比べ約半分の消費電力での運用を可能にし、年間10,000トンのCO2排出量の削減に貢献します。さらに、お客様の使用済みIT製品の回収・リサイクルなどを通じて、お客様の環境負荷低減に貢献しています。

富士通マイクロエレクトロニクスヨーロッパ(ドイツ)

「Watergreen電力」への切り替え

Fujitsu Microelectronics Europe GmbH(FME)では、事業を展開するStadtwerke Langen社と契約し、2008年から完全に「Watergreen電力」に切り替えることを決定しました。

この電力は100%リサイクル可能なエネルギーからつくられる、CO2を一切排出しない電力です。
この電力はノルウェーの水力発電所から供給されており、通常の電気料金に比べ若干割高になりますが、今回の契約により、FMEは、年間467トンのCO2を削減することになります。
Stadtwerke Langen社にとっても、今回の契約は大口顧客に対し「Watergreen電力」だけを供給する初のケースとなりました。


富士通ラボラトリーズヨーロッパ(英国)

Fujitsu Laboratories of Europe Ltd.(FLE)では、さまざまなCSR活動に取り組んでいます。
たとえば、社会貢献活動の一環として、ケンブリッジ大学の博士課程の学生に奨学金を提供してきたほか、同大学に対して毎年、寄付金を提供しています。
またFLEでは、働きやすい職場環境づくりの一環として、自宅が遠方の社員を対象に、週1~3日の「在宅勤務制度」を導入しており、柔軟なワークスタイルの確立に努めています。
さらに環境側面においては、2007年度は環境・エネルギーに関する新しい研究を立ち上げるために、イギリスやフランスの研究機関や政府機関を訪問しました。


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