Green Policy Innovation
“グリーンIT”の開発・提供に注力
地球温暖化をはじめとする環境問題が深刻化するなかで、あらゆる企業にさらなる環境経営の強化が求められています。
なかでも地球温暖化対策を推進していくうえで、「IT機器の使用に伴う消費電力の低減」と「ITの高度利活用による環境負荷の低減」を図ることがますます重要になってきています。
こうしたなか、パソコンやサーバなどのIT機器から、ITソリューションまで、ITにまつわるトータルなビジネスを展開する富士通グループでは、こうしたお客様の環境負荷低減に貢献する“グリーンIT”を開発・提供することを重要な社会的責任の一つと捉え、その取り組みをさらに強化していきます。
お客様の環境負荷低減を支援
そして2007年12月、富士通グループはお客様の環境負荷低減を支援する新たなプロジェクト「Green Policy Innovation」を発表しました。
このプロジェクトは、富士通グループが有する環境テクノロジーやノウハウを活かした“グリーンIT”の提供を通じて、CO2の排出量削減など、お客様や社会で発生する環境負荷の低減をめざす取り組みです。
このプロジェクトの推進により、2007年度から2010年度の4年間で、累計で約700万トン以上(注1)、お客様や社会におけるCO2排出量の削減に貢献することをめざしています。
富士通グループでは、研究・開発から、設計、製造、調達、物流、製品使用後のリサイクルまで、事業活動のすべての領域における環境配慮をさらに強化し、これら環境活動ノウハウを活かすことで、環境負荷の低減に貢献するIT機器やソリューションの開発・提供に努めていきます。
なお、2007年度は、ITインフラの提供により、約6万トン、ITソリューションの提供により約68万トンのCO2排出量の削減効果を見込んでおり、目標を予定通りに達成しています。
注1: 700万トン以上主要プラットフォーム製品と当社の環境貢献ソリューション認定商品の販売実績から将来の規模を予測し、富士通グループ独自の方法で日本国内におけるCO2削減ポテンシャル量を算出した値。


「Green Policy Innovation」により提供するグリーンITの例
ITの環境負荷低減
省電力化技術や小型化技術、省スペース化技術など、最先端のテクノロジーを駆使して、省電力化、小型化を追及したIT機器を提供しています。

ITで環境負荷低減
ITソリューションの導入により、業務の効率化だけでなく、物の消費量や人の移動量の低減、オフィススペースの効率的な利用などを通じて環境負荷の低減を図っています。また、ITソリューションの提供を通じた環境負荷低減効果について、富士通研究所の開発した環境影響評価手法を用いて「見える化」を行い、「環境貢献ソリューション」として、お客様に提供しています。

データセンターの省エネルギー化

近年、データセンターでは、サーバの増加や高密度化により製品の電力量(発熱量)が大幅に増加し、その冷却に使われる空調の電力消費量が増加しています。
富士通は、全国50拠点のデータセンターで実践し蓄積してきたノウハウをベースに、エネルギー効率の高いITファシリティのコンサルティング・設計・構築・運用を支援するサービス、「グリーン・インフラ・ソリューション」を提供しています。

熱流体シミュレーションなどの最新技術を適用し、最適な空調機およびサーバラックの配置を行うことで、データセンター、マシンルームの省エネルギー化を実現します。
先端テクノロジー
リアルタイム多点温度測定技術を開発

富士通研究所は、光ファイバーを用いた温度測定手法をベースに、多数の発熱源があるデータセンターなどの温度分布を正確に、かつリアルタイムに測定できる温度測定技術を開発しました。
この技術により、1本の光ファイバーで1万ヶ所以上の温度を同時に測定することが可能となり、温度分布の「見える化」を実現。
本技術と空調制御システムを組み合わせることにより、室内の温度分布に対応した、きめ細やかな空調設備の調節が可能となり、データセンターや大規模オフィスなどの省エネ化に貢献します。



