富士通

工場環境保全対策

水環境保全

水環境保全のために、工場での製造工程や生活雑排水などのさまざまな排水の汚濁濃度を毎月測定しました。1995年度も、水質汚濁防止法及び自社の基準値を超えるものはありませんでした。なお、最新型の原子吸光光度計の採用によって、測定精度の向上に努めています。

排水測定実績(例:川崎工場)

項目 規制値 実測地
国の基準 自社基準 '93年度 '94年度 '95年度
有害物質 カドミウム 0.1 0.01 <0.01 <0.01 <0.01
シアン 1 0.5 <0.01 0.01 <0.01
0.1 0.05 <0.05 <0.05 <0.05
六価クロム 0.5 0.1 0.01 <0.01 <0.01
砒素 0.1 0.05 <0.01 <0.01 <0.01
トリクロロエチレン 0.3 0.03 <0.002 <0.002 <0.002
テトラクロロエチレン 0.1 0.01 <0.0005 <0.0005 <0.0005
1.1.1-トリクロロエタン 3 0.3 <0.0005 <0.0005 <0.0005
四塩化炭素 0.02 0.01 <0.0001 <0.0001 <0.0001
一般項目 pH 5.8~8.6 6.0~8.5
(注1)(5.0~9.0)
6.83~7.58 7.01~7.49 6.33~7.34
生物化学的酸素要求量 (BOD) 160 80
(注1)(300)
9.2 9.8 8.2
化学的酸素要求量 (COD) 160 80 5.29 7.28 8.2
浮遊物質 200 50 5.8 3.8 5.6
3 1 0.07 <0.05 <0.05
亜鉛 5 1 0.06 <0.05 <0.05
溶解性鉄 10 2 0.07 0.09 0.08
溶解性マンガン 10 1 <0.02 <0.02 0.05
全クロム 2 0.5 0.05 0.18 <0.01
弗素 15 10 5.97 4.70 5.87
全窒素 120 60 11.62 21.17 35.54
全燐 16 8 2.18 2.62 2.01
ニッケル 1 1 0.08 0.07 0.13

単位:ppm(mg/l)

(注1) 下水道基準値

大気環境保全

温室効果ガスや大気汚染の原因となる窒素酸化物や硫黄酸化物の排出を抑制するため、1995年は工場のボイラー送風機の回転数制御や煙道形状の改善を実施して、燃焼効率を上げることにより排気ガスを削減しました。また、構内郵便車に排気ガスの出ない電気自動車を導入しました。

大気測定実績(例:川崎工場)

項目 規制値 実測地
国の基準 自社基準 '93年度 '94年度 '95年度
ボイラ ばいじん 0.15 0.01 0.001 0.001 0.001
窒素酸化物(NOx)(注2) 150 100 57 52 52
硫黄酸化物(SOx) 2.25 0.001 0.003 0.005 0.004

単位:ばいじん:mg/Nm3、窒素酸化物:ppm(mg/l)、硫黄酸化物:Nm3/h

(注2) NOxの実測値については各ボイラーの最大値の平均値

環境汚染物質(塩素系有機溶剤)の全廃

溶剤 全廃時期
トリクロロエチレン '95年3月末
塩化メチレン '95年9月末

地下水や土壌汚染の原因となり、また発癌性の疑わしい物質として扱われているトリクロロエチレンと塩化メチレンを全廃しました。


工場緑化の推進

 ポット苗の育成(三重工場)
ポット苗の育成(三重工場)

自然や環境の保護、周辺環境との調和を目標に、多様な生態系が自然で豊かな営みのできる「エコロジー緑化」を目指し、1995年度は、全社組織として各工場長を主体とした緑化プロジェクト委員会を発足させ、現状の緑化状況の調査を行い、今後の緑化計画を策定しました。また、ポット苗による植栽(三重工場)を実施しました。

緑化計画:グリーンUP10の展開

  • 1996年度より1998年度末までに、1995年度をベースとして全工場の総植樹数の10%に相当する本数を増やすことにしました。

緑化コンセプト

『エコロジー緑化による企業理念の高揚と環境保全』

 庭園式工場(川崎工場)
庭園式工場(川崎工場)

緑化率の推移

調査例:川崎工場の緑化率の推移(1938年9月=100%換算)

年度 '38年9月 '72年10月 '84年11月 '88年3月 '95年7月
緑化率% 100 128 140 141 147